これらの中で最も広範にわたっているのが、西ケープ州オーツホーンの近くにあるカンゴー・ケーブで、スワルトバーグ山脈ふもとの小丘では連続した数多くの石灰岩洞窟が発見されています。

訪問客の方々にはスタンダードの自然遺産ツアーか、90分のより過酷なアドベンチャー・ツアーかを選択していただけます。このアドベンチャー・ツアーの間、訪問客の方々には四つん這いになり、狭い場所を抜けて行くことが要求されます。閉所恐怖症の方は、こちらを選ぶべきではありません。

それでも、その見返りとしては、達成感と冒険心のある少人数のみがアクセスできる、誰にも手を付けられていない岩の構成を見る機会が与えられるのです。これら構成の中には想像もできないほど長い年月をかけて形成されたものもあります (鍾乳石は約100年間で1.2cm形成されます)。

一般に公開されている他の洞窟には、スタークフォンテーン・ケーブ、人類のゆりかごにあるワンダー・ケーブ (ここではガイド付きのツアーの前に、洞窟内への18mのアブセイリングも経験していただけます)、スドワラ・ケーブ、そしてムプマランガ州のエコー・ケーブも含まれます。

しかしながら、これらの‛ショー’用洞窟は、より究極的なケービングというスポーツの一部としては見なされません。このニッチなアクティビティにはハイレベルの体力と冷静さが必要とされます。

より真剣なケービングの世界に入ることをご希望のお客様には、通常は一般に公開されていない地域の探検を手配できる、評判の高いオペレーターを探すことをアドバイスするべきです。その一つがヨハネスブルグに近い、人類のゆりかご遺跡で営業しているワイルド・ケーブス・アドベンチャーズです。しかしながら、このようなオペレーターは数少なく、それぞれが離れた場所で営業しています。